ライトコインってなに?
ライトコインもアルトコインの一種だよね?
この仮想通貨は一体何ができるのかな…。
ライトコインは、仮想通貨の代名詞でもあるビットコインの技術を応用し、ビットコインの欠点を補足する目的で開発された仮想通貨です。
目指したのは、デジタルゴールドと呼ばれるビットコインに続く仮想通貨の開発、言うなればデジタルシルバーとしての仮想通貨です。歴史上「金」と「銀」の取引は昔からありましたが、この概念を仮想通貨に適用した事により、ライトコインがどういう位置付けのものかを多くの人が理解できるようになったと考えられています。
当時まだマーケットの小さかった仮想通貨業界で競合するのではなく、マーケットの拡大を促すことで、ライトコインもその恩恵を受けようとしたんですね。
また、ライトコインは、もともと日常的に使えて高速に決済処理ができるようにと開発された仮想通貨です。そのため、発行通貨はビットコインの4倍、8400万枚が発行上限となります。
半減期についてですが、ライトコインは約4年に一度来るそうなので、次の半減期は2023年夏と予想されています。この辺りで大幅な価格変動が起こる可能性大ですね。
ライトコインを使ってできることは?
投資
ライトコインもその他のアルトコイン同様、価格の変動に合わせて通貨を売買する事による利益をあげることが可能です。様々な取引所で扱っていますので、アルトコインの中でも投資しやすい通貨なのではないかなと思います。
マイニング
ビットコイン同様にマイニングすることが可能です。
ただし、ビットコインのマイニングに比べてより多くのメモリが必要になるようです。それ故に、現状では専用のASICも開発されていないようで、あまり採算が見込めるようなマイニングにはなっていなさそうです。という事で、ライトコインのマイニングに関しては、今のところは”気になる方はどうぞ〜”的なスタンスでしょうかね。
ちなみに、ASIC(application specific integrated circuit)とは”特定用途向け集積回路”の事です。電子部品の種別の1つで、特定の用途向けに複数機能の回路を1つに纏めた集積回路の総称になります。
今後の展望
半減期を2023年夏に迎える事による影響
ライトコインの説明でも半減期について簡単に触れましたが、2023年夏に3回目の半減期を迎えます。半減期を迎えるにあたって考えられることとしては
- 半減期を迎えて仮想通貨の希少価値が高まり、価格が高騰する。
- マイニングがしづらくなるため、それがマイナーの減少につながり、セキュリティ面が今までより低くなる等のネガティブ要素に繋がる。結果、価格が暴落する。
が想定されます。
ただ、マイニングの項でもお話ししましたが、正直なところマイニングに関してはさほど活発ではないようですので、2番目のような状況にはまずならないかなぁと、個人的には踏んでいます。
※という事で、少額ですが私自身、2021年10月21日現在ライトコインを保有しています。
様々なサービスでの利用
2021年3月30日、アメリカで以下の大きな動きがありました。
オンライン決済大手の米ペイパル・ホールディングスは30日、日ごろの買い物をビットコインなどの暗号資産(仮想通貨)で支払える仮想通貨決済サービスを始めた。米国でのペイパル利用者を対象に、まず世界数百万のネット通販サイトで利用できるようにした。仮想通貨の利用の幅が飛躍的に広がる。
ペイパルに対応するネット通販の決済では、消費者はスマートフォンのアプリや、パソコン上でペイパル経由の決済を選ぶ。通常はペイパル上に預けている残高かクレジットカード払いなどを選択するが、「仮想通貨決済」の選択肢が加わる。ビットコイン、イーサリアム、ライトコイン、ビットコインキャッシュの4銘柄から選べる。
日本経済新聞より
このように、新たなサービスでライトコインが使える機会が増えています。投資目的やマイニング目的だけではなく、実際の決裁にも使えるようになってきているんですね。そもそもライトコインは”日常的な決裁”に使われることを想定して設計されているので、こういったサービスは今後多く展開されていくのではないでしょうか。
ライトニングネットワーク導入
ライトコインは、より細かな決済(マイクロペイメント)を行えるように手数料や送金速度の大幅な改善が見込まれる Lightning Network(略称: LN 、ライトニングネットワーク)の導入に向けた取組みを2018年に始めています。すでに、運用実験にも成功していて、今後本格的に導入されることが予想されます。
これにより、今より一層ライトコインの価値が上がると思われます。
Mimble Wimble(ミンブルウィンブル)の導入
Mimble Wimble(ミンブルウィンブル)とは、通貨の匿名性を高めプライバシーの保護を可能にする技術になります。ライトコインはこの技術も導入していくことを2019年2月に発表しています。
ますます、日常的に使われる通貨としての価値が上がっていきそうな予感がしますね。
ライトコインを購入できる国内業者
こちらも、ビットコイン同様かなり多くの仮想通貨取引所で扱っていますので、自分の好みに合わせた取引所を基本的には選んでもらって構わないと思いますが、ネットで調べる限り、良くお勧めされているのは、bitFlyer、Coincheck、GMOコインあたりでしょうかね。その他、BITPOINT、bitbankなども良さそうです。
ということで、よくお勧めされている3社(bitFlyer、Coincheck、GMOコイン)と、ライトコインを購入できるBITPOINTの情報についてはこちらの「主な日本の仮想通貨取引所」の項をご覧ください。
ということで、ぜひこちら↑をご覧になってくださいね。
※記事を書くにあたり、ZUU様、bitFlyer様、FISCO様の記事を参考にさせていただきました。ありがとうございました。
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