【仮想通貨情報】シンボル(XYM)とは?特徴や今後の展望をまとめてみた

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シンボルってなに?

カロ
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シンボルって、ネムの大幅アップデートによって生まれた仮想通貨なんだよね?

どんな特徴があるのか知りたいな!

シンボル(XYM)は、「次世代ブロックチェーン」とも呼ばれているNEMのハイブリッド型ブロックチェーン「Symbol(XYM)」の名称で、現在XEM(ゼム)が流通しているNIS1ブロックチェーン(NEM)の大型アップデートになります。

ネムは開発者のサンドボックス(簡単にいうと実験用の環境)として開発されましたが、シンボルは企業や公的機関のニーズに合うように開発されたブロックチェーンです。なので、ネムよりもさらに高いパフォーマンスを出すことを目的にしているため、特に処理速度、有用性、セキュリティ、柔軟性に改善に期待が寄せられています。

シンボルのネイティブ通貨はXYM(ジム)です(ガンダムの地球連邦軍量産型モビルスーツ…ではないのでご注意を(笑))。XYMの最大供給量は約90億(8,999,999,999XYM)に設定されていて、90億XYMのうち約73億XYMは、スナップショット時に保有していたネムの量に応じて、ローンチ時にユーザーに割り当てられるそうです。残りの17億は、インフレ報酬として100年かけて発行されます。

シンボルを使ってできることは?

投資

まぁ、これはあらためて記載しなくても良い気がしますが、念の為(;^ω^)

シンボル(というかXYM)も仮想通貨ですので、扱っている取引所で売買をすることによる投資が可能です。ただ、まだ多くの取引所で扱っている訳ではありませんので注意が必要です。

シンボルを扱っている国内の取引所については、「シンボルを購入できる国内業者」に記載していますので、こちらをどうぞ。

ハーベスティング(マイニング)

ハーベスティングとは、ビットコインでいうマイニング(採掘)にあたる作業なんですということをネムの記事にも記載しましたが、シンボルもネム同様にハーベスティングを行うことができます。これにより、ハーベスターは報酬をもらうことができるんですね。

シンボルでは、新規XYMを発行することにより通貨価値が下がらないように、ハーベスティングの報酬(=新規XYM発行数)が時間とともに減少する設計になっていて、4年かけて徐々に発行数が減少していくように設計されています。ビットコインが約4年に一度半減期を迎えてマイニング報酬が半減するので、これに比べると発行数の減少は緩やかなのかなと思います。

今後の展望

シンボルに関しては、次の3つが注目されるところかと思います。

分散型アプリケーションへの参入

大型アプデートが行われた直後、シンボルは分散型アプリケーションを開発できるプラットフォームの1つである「Fantom」を構築しているFantom Foundationとの提携を発表しています。これによって、シンボルもFantomのブロックチェーンネットワークの一つになるとみられていて、これによってDeFiなどの分散型アプリケーションにシンボルが参入しやすくなるだろうと考えられています。

DeFiとは「Decentralized Finance」の略称で、金融サービス・エコシステムなどのアプリケーションのことで、ブロックチェーン技術をさらに進化させたものになります。中央集権型システムを必要とすることなく、自律的に金融資産の管理を行うことができるんですね。そのため、資産の移動や取引を行う際に金融機関を挟む必要がなく、スピードを上げて金融資産取引が可能になります。

DeFiでは、サービスに資金をPoolする(=預ける)ことによって手数料報酬を受け取ることができます。元々あった、取扱銘柄が少なく流動性が低いという欠陥を、このPoolという仕組みによって解決することができたのですが、これによりDeFiがかなり注目されています。そこにシンボルが加わるとなれば、DeFiの過熱感の上昇に伴ってシンボルの価値を高める可能性が十分あるのでないでしょうか。

NFTへの参入

シンボルも、今話題のNFT参入を想定して開発が進められています。実際に、「MENBER ART」のような開発が始まっていて、NFTを自由に売買できる分散型のプラットフォームになると見られているようですね。

こちらも、NFTに本格参入することになれば、今の流行りに乗ってシンボル自体の価値も向上するものと思います。

ハードフォーク

ネム、シンボル共にハードフォークを行う予定だそうです。タイミングはブロック高で決められていて、その結果は日付で言うと、シンボルは11月11日から12日ごろ、ネムが11月18日から19日ごろに判明するようです。

こちらもハードフォークが成功するかしないかで新たな局面を迎えそうですね。

シンボルを購入できる国内業者

まだ国内の取引所では扱っているところが少なく、主だったところでいうとbitbank、GMOコインになります。が、人気の高い通貨で、ネムは大概の国内取引所で扱っているので、きっとシンボルも遅かれ早かれ多くの取引所で扱うことになるんだろうなぁと想像しています。

bitbank、GMOコインについては、以下の記事を参考にしてもらえればと思います。

ということで、ぜひこちら↑をご覧になってくださいね。

ちょこっとニュース

シンボルにまつわるニュースをピックアップしてご紹介します。ネタの選定は私の独断と偏見ですのでご了承の程を。

GMOコインでキャンペーン実施中(2021年11月16日)

なんと、GMOコインでこんなお得な事をしているんだそうです。シンボル自体に直接は関係ない情報ですが、お得なので載せておきます。

キプロス実装成功(2021年11月12日)

ネムオフィシャルは12日、ネムの新チェーン仮想通貨シンボル(XYM)のハードフォーク「Cyprus(キプロス)」の実装成功を発表しました。詳細はこちらから↓

※記事を書くにあたり、Fisco様、CoinPost様の記事を参考にさせていただきました。ありがとうございました。

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