しゃっくりを自力で止める方法教えます!苦しみからは早く解放されるのが一番!!
今日(7/15)の朝、ブラジルのボルソナロ大統領が10日以上しゃっくりが止まらず、腹部に痛みがあるということで入院したというニュースが流れてきました。いや~、苦しいでしょうね。
皆さんも、しゃっくりが止まらなくて苦しい思いを今までにしてきているかと思いますが、これの止め方、意外と簡単な方法が何種類もあるの、知ってました?
今回は、「これは効くわぁ!」というものから「胡散臭いぜ・・・」というものまで、しゃっくりの止め方を色々紹介したいと思いますので、気になる方はぜひ実践してみてくださいね!
※後でまた触れますが、ボルソナロ大統領の場合はとても自力で止められるようなものでは無いので、皆さんも同じように長期にわたりしゃっくりが止まらなければ、病院にGOしてくださいね!
しゃっくりとは?
「しゃくり泣き」「しゃくりあげる」などで使われている「しゃくり」からきているんだそうです。「しゃくり」とは、くり抜く意味の「さくり」が変化した言葉で、なぜ「くり抜く」という意味の「さくり」に由来するかというと、しゃっくりをすると腹がくり抜かれたような感覚になるからなんだそうな。腹がくり抜かれる・・・っていうのを経験したことがないから分かりませんが、そう言われてみれば何となくそんな感じもしなくもなく(苦笑
そもそもしゃっくりってどういう現象?
よく言われるのは「横隔膜の痙攣」ですよね。横隔膜が痙攣することによって息を急激に吸い込むのと同時に声帯が閉まってしまうために、あんな声・・・というか音が出てしまうんだそうです。
しゃっくりの原因って何?
簡単ですが、以下にしゃっくりの原因として考えられることを挙げます。
- 食べ過ぎや飲みすぎ、炭酸飲料による刺激(これが結構多い)
- 胃に溜まってしまったガスが横隔膜を刺激
- 吸い込む空気の寒暖差が横隔膜を刺激
- 喜怒哀楽などの感情による刺激
- ストレス要因による刺激
- 病的なもの(この場合は長期にしゃっくりが続く)
一番最後の「病的なもの」以外は、普通に生活していて良くあることですよね。つまり、きっかけは常日頃与えられていて、それが過度な刺激になるとしゃっくりが出てしまうようです。
ボルソナロ大統領の場合、過去に暴漢に腹部を刺されていて、その後遺症の腸閉塞が原因でしゃっくりが止まらないのでは?というような話もあるようです。長い間止まらない場合は何か重大な原因があるそうなので、いくらしゃっくりを止める方法を実践しても一向に止まらない場合は、早めに診察を受けましょうね。
しゃっくりを止める方法
ではここからが本題。しゃっくりを止める方法をご紹介しますので、止まらなくてつらくなったら実践してみてくださいね。ちなみに、私としては上から順に試すことをお勧めします。もちろん、あくまで個人的な主観に基づく評価ですので、万人に対して当てはまるものでは無いことを予めご了承ください。
- 息を止める(効果大・お勧め)
- 水を飲む(実践した結果効果なし)
- 驚かせる(実践した結果効果なし)
- 迷走神経を刺激(効果は不明だけど気になる)
- 舌咽神経を刺激(効果は不明だけど気になる)
- 膝を胸に抱えて前かがみに(効果不明)
- 柿の蔕(へた)を煎じて飲む(効果不明)
- 漢方を飲む(効果不明)
では、1つずつ見ていきましょう。
息を止める(効果大・お勧め)
思いっきり息を吸って、吸いきったら空気を食べるぐらいの勢いで口をパクパクさせながら、さらに胃の中に空気を取り込みます。限界まで息をすったら、さらに限界まで息を止めます。で、このまま止め続けてもらうと大変なことになるので、もう無理!っていう限界が来たら、できるだけゆっくり息を吐きましょう。
この方法、やり方さえ失敗しなければまず間違いなくしゃっくりを止められます。普段から実践している私が言うんだから間違いなし!
ということで、一番お勧めの方法として、頼まれてないのに普及活動を随所で行ってます(笑)
水を飲む(実践した結果効果なし)
水を飲んで気を散らす方法になりますが、正直これで止まった試しがないです。ただ飲むだけじゃなく、
- コップに割りばしを十字に置き、コップを回しながら区切られた4か所から水を飲む。
- コップの反対側の淵に口をつけて飲む。
- 氷水を飲む。
とか、色んなアレンジ方法が世の中に出回ってますよね。でも、これらを実践した結果は、成功率0%でした。コップの反対側の淵に口をつけて飲む方法なんて、あまりの飲みづらさに思わずむせてしまい、見事に鼻からリバースしました・・・。もう二度とやりません。
驚かせる(実践した結果効果なし)
後ろからこっそり近づいて「わっ!」って驚かすやつですね。あんまり効果もないし、そもそも人の助けを借りなければならない方法なので、ここには方法として記載しましたが、ちょっと論外ですかね。
迷走神経を刺激(効果は不明だけど気になる)
迷走神経は腹部まで到達する脳神経の一つで、内臓の運動に大きく関わる神経なんだそうです。この神経を刺激することでしゃっくりを止めることができるらしく、刺激する方法としては
- 両耳の穴に指を入れて30秒~60秒押さえ続ける。
- レモンを噛む
- ショットグラス1杯程度の酢を一気飲みする
などがあるようです。
レモンと酢を飲む方法はちょっと抵抗がありますけど、耳の両穴に指を入れる方法であれば、簡単に実践できますね。息を止める方法、確実に止まるのでお勧めはお勧めなんですけど、それなりに辛いのでこの方法を実践してみて確実に止まるようであれば、まず間違いなく鞍替え決定です。
舌咽神経を刺激(効果は不明だけど気になる)
舌咽神経は舌と咽頭に分布する脳神経なんだそうですが、これを刺激することでもしゃっくりを止めることができるんだそうです。舌を強く引っ張ることでこの神経を刺激することができるみたいなんですが、こちらも実践したことが無いので、効果のほどは不明です。
膝を胸に抱えて前かがみに(効果不明)
胸を膝で圧迫することによって横隔膜も圧迫され、しゃっくりが止まるというのですが・・・実践した試しはなく、イメージとしては何となく効かなさそうな気が・・・。
柿の蔕(へた)を煎じて飲む(効果不明)
もう何十年も前に聞いたことがある方法ですが、結構な量の柿の蔕が必要らしく、それを集める方が一苦労って感じになってしまうので、あんまりお勧めできないですね。大変な思いをして集めてみたものの、全然効かない!なんてことになったら悲しい限りですから。
漢方を飲む(効果不明)
「柿蒂湯(していとう)」という漢方が効果ありとのことです。柿蔕(してい)、生姜(しょうきょう)丁子(ちょうじ)が配合されていて、普通に薬局でも売られているんだそうです。手に入りやすいのであれば、常備しておくのもありですね。
「芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)」も同じように効果があるみたいです。攣ったり筋肉のけいれんの痛みなどに効くんだそうで、こちらも薬局で手に入るようですね。
編集後記(まとめ)
色々しゃっくりを止める方法はあるようですが、これらの方法があなたに本当に有効に作用するかは試してみないと分かりません。ぜひ、色んな方法を実践していただいて、自分にあう方法を見つけてくださいね。何か話をしなければならない時にしゃっくりが止まらなくなって、恥ずかしい思いをする前に、納得のいく止め方を身につけましょう!
ちなみに繰り返しになりますが、ボルソナロ大統領のようにあまりにも長い期間しゃっくりが止まらない場合は、素直に病院に行きましょうね~。
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