リップルってなに?
リップルっていう仮想通貨、名前はビットコイン、イーサリアムみたいによく聞く名前だけど、内容は全然分からないなー。誰か教えてっ!!
リップルって、仮想通貨の中ではよく聞く名前ですよね。ただ、一言で”リップル”と言っても3つの意味があること、皆さん知ってますか?
仮想通貨としてのリップル
リップルは、ビットコインとは違い管理者が存在する仮想通貨で、通貨と通貨の橋渡しを期待されている「ブリッジ通貨」です。
例えば、日本円をドルに両替してアメリカに送るとしましょう。その際に、今の制度では両替などにコストや手間がかかってしまうのは当然の事ですよね。その手間やコストを、いったん中間通貨としてリップルに両替してから送金することにより、コストをかけずに高速に処理することが可能になります。
そういった、通貨間の橋渡しをするブリッジ通貨として、注目を集めている仮想通貨になります。
会社としてのリップル
実はこのリップルという仮想通貨、アメリカのテクノロジー企業「リップル」の金融機関向け国際送金ソリューション RippleNet で利用されている仮想通貨なんです。そう、企業名そのまんまなんですね。
ビットコインの説明では管理者がいないという話をしましたが、リップルはこのリップル社が中央集権的に管理を行っています。
決済ネットワークとしてのリップル
リップルという言葉には、決済ネットワークという意味もあるんだそうです。まぁ、仮想通貨なので、当たり前と言えば当たり前なのかもしれないですが、こちらは単純に、ちょっとしたうんちくとして捉えてもらえれば十分かと思います。
リップルを使ってできることは?
投資
これはリップルに限った話ではないですが・・・(汗
仮想通貨取引所で扱っている以上は、その仮想通貨の価値変動を利用した投資が可能です。価値が低い(=安い)時に購入し、価値が上がったら(=高くなったら)売却し、その差額で儲けるという、極々一般的な投資ですね。
あ、ちなみにリップルはすべて発行済みで、ビットコインやイーサリアムみたいにマイニングで報酬を得ることが出来ませんのでご注意を。
送金のための一時的な両替(ブリッジ通貨としての利用)
既に説明をさせてもらいましたが、異なる通貨の送金時に一時的にリップルに両替し送金することで、ローコストで送金スピードを向上させることができます。
と言っても、この利用方法は私たちが直接関われるようなものでは無く、主に金融機関がRippleNetを利用する際に、この恩恵にあずかれる・・・といった感じでしょうか。
もちろん、RippleNetに参加している金融機関を利用して他国に送金する場合には、私たちもその恩恵に何らかの形であずかれることもあるかも知れませんね。
今後の展望
リップルの送金能力の高さは世界中で認められていて、様々な金融機関がRippleNetを利用し始めています。そういった意味では、需要が高まれば必然的に価値も上がってくるため、今後の価格上昇に期待が持てる仮想通貨の一つではないでしょうか。
最近では(と言っても、1年以上前の話にはなりますが)、エジプトの国立銀行がこのRippleNetの利用を開始したとニュースになりましたが、こういった事例がこれから増えれば、自然と価値が増すかなと思ってます。
ただ、これもアルトコインの一つではあるので、急激な価格の変動、特に下落には注意したいですね。
リップルを購入できる国内業者
こちらも有名な仮想通貨だけあって、大概の取引所で取引を行うことができます。個人的には、他のアルトコインの動向と合わせてチェックすることが出来た方が値動きの参考になることもあると思うので、Coincheck、bitFlyer、GMOコイン、DMM Bitcoinあたりが良いのではないでしょうか。
あ、あくまで個人的見解になりますので、責任は負いかねます(苦笑
ということで、今挙げさせてもらった4社の情報についてはこちらの「主な日本の仮想通貨取引所」の項をご覧ください。
ということで、ぜひこちら↑をご覧になってくださいね。
※記事を書くにあたり、ZUU様、bitFlyer様の記事を参考にさせていただきました。ありがとうございました。
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